むし歯・歯の根の治療
歯の根の治療
生きている歯の中には血管や神経が通っています。
- 虫歯や歯周病が進んで歯の神経にバイ菌が入る
- 冷たいものが強くしみる刺激を繰り返す
- 深い虫歯の治療後に神経が弱ってくる
- 歯が折れて神経がむき出しになる
このようなことが原因で歯の中の神経が傷むと修復不可能な状態「歯髄炎」を起こします。
こうなるとひどい痛みが続き、弱った歯の神経は死んでしまいます。
このとき一時的に痛みが落ち着くことがありますが、歯髄炎は治った訳ではなく病気はさらに進みます。
死んだ神経はやがて歯の中で腐り、バイ菌とともに歯根の先に新たな病気「根尖性歯周炎」を作って、膿を溜めながら骨を溶かしていきます。
慢性化すると普段はあまり自覚症状がない「根尖性歯周炎」ですが、ある日突然、大きく腫れて激痛が起こったり、歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。
過去に神経を取った歯でも新たにバイ菌が入ったり、根の先の病気が再発することで根尖性歯周炎になります。
歯髄炎と根尖性歯周炎とでは症状が少し違いますが、どちらも根の中を清掃、消毒し、バイ菌や炎症を抑える治療をします。
治療前(左)歯根の先端に風船型の大きな影があり中に膿がたまっていました。
治療を続け(右)病巣が小さくなり骨も再生しました。
歯がぐらぐらして抜けそう、見た目も綺麗にしたい
術前
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術後
- 保存不可能な歯だけ2本抜歯して歯周病治療により歯肉を回復させ、むし歯や根の治療を行い、保険のブリッヂ(11本連結の差し歯)をセット。
- どの歯でもしっかり噛めるようになりました。
午前 10:00~13:00 午後 15:00~19:00
土曜日もよる7時まで診療!
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